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2026.03.25更新 サステナビリティ中期計画 Product

自然環境・生活環境貢献製品

 クラレグループは独自性の高い技術と製品が持続可能な社会の実現に貢献すると考え、自然環境・生活環境貢献製品の拡大に取り組んでいます。中期経営計画「PASSION 2026」では、各事業部およびグループ会社、ならびに研究開発本部は、マテリアリティに貢献する製品や技術を事業計画に盛り込みました。
 この事業計画をベースに、自然環境・生活環境貢献製品の拡大目標を策定するにあたり、客観性と透明性を上げるためクラレPSA(Portfolio Sustainability Assessment)を導入しました。PSAはWBCSD(World Business Council for Sustainable Development : 持続可能な開発のための世界経済人会議)が開発したガイドラインで、このガイドラインに準拠しクラレグループPSAシステムを構築しました。

 クラレグループは事業ポートフォリオの高度化を目指す座標軸の一つに「社会・環境価値」を据えています。この軸の指標としてクラレPSAシステムのスクリーニング結果を使用するには、売上高におけるPSA評価のカバー率をWBCSDのPSAガイドラインに基づき引き上げる必要があります。
 また、スクリーニング結果に基づき、PSAスコアが4と5の製品をクラレグループの自然環境・生活環境貢献製品として特定し、その売上高比率を2020年の46%から2024年は55%、2026年は60%に向上する目標を設定しました。

<クラレPSAシステム>

サーキュラーエコノミー

 クラレグループは化石由来原料の製品を展開する企業として、サーキュラーエコノミー(循環型経済)への移行を課題とし、取り組んでまいります。中期経営計画「PASSION 2026」の期間中は、サプライチェーンとも協働して以下の図に示すテーマに挑戦し、化石原料の使用量削減とライフサイクルを通した廃棄量の削減を目指します。
 2024年はScope 3のGHG排出削減目標を策定し、さらなる排出量削減に向けて既存原料のリサイクル原料やバイオ原料への転換および製品や原料の再利用などによる、化石原料の使用量削減の取り組みについて検討しました。2025年も引き続き各削減への取り組みを促進していきます。

サステナブル調達

 クラレグループはサプライチェーン・マネジメントへの社会的要請の高まりを受け、2019年にCSR調達方針(現サステナブル調達方針)を見直し、国内の一部の取引先からこの方針の遵守に共に取り組んで頂くよう要請しています。中期経営計画「PASSION 2026」期間中は、この活動対象を海外を含むグループ全体の購買額の80%(原材料・副資材・製品については購買額の90%)をカバーする取引先に拡大します。

 活動は、下に示す一連のサステナブル調達プログラムに則り進めます。2020年に国内の主要取引先に対し「サステナブル調達方針の浸透」→「CSR調達アンケート(現サステナブル調達アンケート)実施」→「アンケート結果の解析・評価」→「フィードバック、(必要に応じ)改善支援」を実施し、2022年には各事業部・関連会社が独自に購買している取引先を対象に加え、購買額の80%以上をカバーしました。さらに2023年には本取り組みを海外グループ会社の取引先に拡大しました。2024年は海外グループ会社の取引先に対して調査を継続すると共に取引先への結果のフィードバックと対話により遵守状況の改善を検討しました。また、これまで個別に進めていた国内と海外の取り組みを統合し、「PASSION 2026」の目標に掲げたグループ全体の購買額の80%(原材料・副資材については購買額の90%)をカバーする取引先へのアンケート実施体制等の準備を進めました。これによりグループ全体でサプライチェーンの強化を目指します。

  • クラレグループサステナブル調達方針の遵守依頼
  • アンケートによるサステナブル調達方針の遵守状況調査
  • アンケート結果のフィードバックと対話
  • 遵守して頂けていない事項について改善計画の立案依頼
  • 必要に応じて改善計画実行の支援
  • 監査による改善状況の確認