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2026.03.25更新 サステナビリティ中期計画 People

労働安全・保安防災

 『安全はすべての礎』の下、グループで働く全ての就業者が「安全で、安心して働ける会社」を実現するために、安全に関する数値目標を以下のように定めています。

 労働安全では、重大な労働災害(A、Bランク)ゼロを目指します。また、軽度な労働災害についても国内および海外の各拠点で取り組みを行い、全労働災害度数率を2026年までにベンチマークの半減以下(1.3以下)とすることを目標としました。
 保安防災では、重大な保安事故・トラブル(A、B、Cランク)ゼロの必達を目標とするとともに、軽微な保安事故(D1、D2ランク、例;ごく少量の危険物漏洩等)も2026年までにベンチマークの半減以下(3件以下)を目標として掲げ、国内および海外の各拠点で保安リスクの把握と対策を推進していきます。

ダイバーシティとインクルージョン

 クラレグループでは、ダイバーシティとインクルージョンの目的地を「多様な社員一人一人が生き生きと働き、失敗を恐れずに挑戦することで変化に対応しながらイノベーションを次々生み出し、成長を続けている会社」と定めました。

 この実現のために、中期経営計画「PASSION 2026」の期間中に、グループで一貫した人事基盤・人材データを整備した上で、長期視点に基づく人材育成と多様性を促進する人事施策を実施します。個人が能力を発揮でき、且つ、事業の成長を生み出すグローバルな適材適所の配置・登用を進め、各人が多様性を尊重し失敗を恐れずチャレンジする組織風土を醸成します。

 国内では、中核人材における多様性推進を目指します。中核人材を管理職と定義し、管理職における、女性・外国人・中途採用者登用の促進を進め、2021年9月時点で12%の割合を、2030年度までに25%以上にすることを目標とします(生産事業所を除く)。

人材育成

 クラレグループでは、一人ひとりの価値観やキャリアを尊重し、社員・会社がともに成長するために必要なスキル・能力を開発する機会を提供します。クラレの「理念」を再確認し、「価値観」を共有する機会を充実させるとともに、多様な人材がグローバルに活躍できるよう、「英語力向上支援策」や「短期駐在員派遣制度」と並行して、「グローバル人材育成研修」を体系的に拡充していきます。また長期視点での「経営幹部候補育成」で事業部長・本部長相当ポジションを担える人材を計画的に育成し、人材プールを構築することで事業運営を強固にします。
 加えて、2023年からは新たにDX人材育成プログラムが始動し、Gold、Silver、Bronze の 3 段階のデジタルリテラシーレベルに応じたクラスの受講目標を設定しました。全社員がBronze classを受講すると共に、各部署で少なくとも 1 人、Gold class人材(DX を企画・推進できる人材)の育成を目指します。

社会貢献活動

 クラレグループは、事業活動(製品やサービス)を通じて「世のため人のため」に尽くすことこそ自分たちの本質と考えていますが、同時に、社会と地球の一員である企業市民として責任を果たすための社会貢献活動も重視しています。中期経営計画「PASSION 2026」期間中も、世界中で社会に貢献するという理念を持ち、持続的な活動を続けています。

 クラレグループでは、次世代を担う子どもたちに化学実験を通して化学の楽しさを体感してもらう事を目的とし、1992年から国内の小学生を対象に「少年少女化学教室」を開催しています。国内6事業所および研究センターで累計300回以上を開催し、参加した小学生は2025年に10,000名を超えました。類似の活動は米国のKuraray America Inc.や欧州のKuraray Europe GmbHにも拡大しています。
 ランドセルの素材、人工皮革「クラリーノ」を生産するクラレは、日本の小学生が6年間使い終えたランドセルに文房具や手紙を添えて、紛争と混乱が続くアフガニスタンの子どもたちに贈る国際貢献活動「ランドセルは海を越えて」を実施しています。2004年のスタートから22回目を迎えた2025年までに海を越えたランドセルの合計は17万個を超えました。
 この活動は、アフガニスタンの子どもたちが学ぶ喜びを知るきっかけになると同時に、日本の子どもたちにリユースやボランティア活動の意義を伝えられる大切な活動です。アフガニスタンの政情は不安定ですが、中期経営計画「PASSION 2026」の期間中もこの活動を続けます。