〈カタナ® アベンシア® P プラス〉を発売
クラレノリタケデンタル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山口 里志)は、大臼歯CAD/CAM冠用材料〈カタナ® アベンシア® P プラス〉を2026年9月24日(木)から発売します。
本製品は、従来品である〈カタナ® アベンシア® P ブロック〉の特長を継承しつつ、新たにOE(オクルーザルエナメル)、A1、A4シェードを追加することで幅広い症例への対応を可能にしました。
1. 開発の背景
- 近年、歯科医療におけるデジタル化の進展に伴い、CAD/CAM冠(被せ物)およびCAD/CAMインレー(詰め物)修復治療が拡大しています。
- 特に2026年6月の診療報酬改定により、大臼歯部への適用が拡大しました。大臼歯部に適用するCAD/CAM冠用材料には高い機械的強度に加え、天然歯との色調適合性や長期使用における安定性が求められています。
- このような臨床ニーズに応えるため、当社従来品の高物性を継承しながら、シェードラインアップを拡充し、破壊強さを向上しました。
2. 特長
- 従来品から継承した高強度と優れた滑沢耐久性
サイズの異なるフィラー(不定形フィラー、超微細粒子フィラー、それらをクラスター化したフィラー)を最適に組み合わせて高密度に配合しています。これにより、大臼歯修復に対応する高い曲げ強度と、優れた滑沢耐久性(表面のつややなめらかさ維持)を実現しました。
- シェードラインアップの追加
従来のA2、A3、A3.5に加え、新たにOE(オクルーザルエナメル)、A1、A4を追加しました。OEは、特にエナメル質が厚く存在する大臼歯のインレー修復向けに開発された高透過性シェードです。高い透明性と適切な明度を両立することで、修復物と窩洞マージン(削った部分の縁)の境界を目立ちにくくし、周囲歯質の色調や窩洞形態に自然に調和します。特に咬合面に広がる窩洞では、残存歯質の色調を活かした自然な修復が可能であり、一色でさまざまな臼歯窩洞に適応しやすいことから、シェード選択の簡略化や在庫管理の効率化にも寄与します。また、A1およびA4シェードの追加により、明度の高い症例から濃色症例まで、幅広い色調への対応が可能となります。 - 破壊強さの向上
製造プロセスの見直しによりフィラー分散性を向上させ、より均質な材料構造を実現しました。その結果、従来品〈カタナ® アベンシア® P ブロック〉を上回る破壊強さが得られ、長期間の口腔内使用における破折リスクの低減が期待できます。
3.製品概要
〈カタナ® アベンシア® P プラス〉
管理医療機器 歯科切削加工用レジン材料
医療機器認証番号:308ABBZX00001000
■種類
ユニバーサル用
12:A1 LT / A2 LT / A3 LT / A3.5 LT / A4 LT / OE
14:A1 LT / A2 LT / A3 LT / A3.5 LT / A4 LT / OE
※材料の名称及びロット番号等を記載したシールが付属します(5組/箱)
[単品] 切削加工用レジン…各5個/箱
本情報は、医療機器の発売に関するプレスリリースであり、一般の方への広告宣伝、ならびに医療機関(医療従事者)への広告宣伝を目的としたものではありません。
4.クラレノリタケデンタル株式会社 会社概要
社名 :クラレノリタケデンタル株式会社
本社 :東京都千代田区大手町2丁目6−4 常盤橋タワー
代表者 :代表取締役社長 山口 里志
資本金 :3億円(㈱クラレ66.7%、ノリタケ㈱ 33.3%)
設立年 :2001年10月1日※
主な事業内容 :歯科用接着材・充填材、歯冠用硬質レジン、歯冠用セラミックス、歯科用石膏、歯科用CAD/CAM機器・材料など
※ クラレメディカル株式会社として設立し、2012年より現社名です