アフガニスタンの子どもたちにランドセルの配付が始まりました
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」において、全国の皆さまからお寄せいただいたランドセルの配付が、アフガニスタンで開始されたことをお知らせします。
「ランドセルは海を越えて」は、ランドセル用素材として約7割のシェアを占める人工皮革〈クラリーノ®〉を生産するクラレが主催する国際社会貢献活動です。全国の皆さまから使い終わったランドセルをご提供いただき、ノート、鉛筆などの学用品と一緒に、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントしています。
今年は、全国から約6,200個のランドセルが集まり、検品の後、5月17日に横浜港を出港しました。
アフガニスタンのジャララバードに診療クリニックと事務所を置くアフガン医療連合の協力のもと、10月19日から配付が開始されました。8月31日にアフガニスタン東部で発生した地震の影響もあり、今年は配付が昨年より1カ月以上遅れましたが、まずはナンガハール州ゴシタ郡の子どもたちのもとにランドセルと学用品が届けられました。ゴシタ郡は、ナンガハール州の中でも最も困窮している地域です。
そうした厳しい状況の中で届けられた色とりどりのランドセルは、アフガニスタンの子どもたちの「学びたい」という気持ちを後押し、将来への夢と希望を届けています。
2004年にスタートした本キャンペーンは、今年で22回目を迎えました。全国の皆さまからご賛同いただき、これまでに約17万個のランドセルが海を越え、アフガニスタンの子どもたちの希望となっています。