2025.09.19
為替予約取引におけるCLS決済を導入
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、このたび、為替リスクヘッジに関わる業務の効率化を目的として、金融機関ごとに行われていた為替予約の資金決済を一行にまとめる「CLS決済(Continuous Linked Settlement)」を導入し、運用を開始しましたのでお知らせいたします。
CLS決済は、外国為替取引における決済リスク軽減を目的としており、従来は銀行間での決済に主に用いられていましたが、近年では事業会社での活用も広がっています。当社は株式会社三井住友銀行が提供するCLSサードパーティー・サービスを利用し、CLS決済を導入することにより、決済件数および関連事務の削減が可能となり、業務プロセスの簡略化を見込んでいます。
当社は中期経営計画「PASSION 2026」において、私たちの挑戦の一つである「人と組織のトランスフォーメーション」の重点分野として業務プロセスの改革に取り組んでいます。今回のCLS決済導入もその一環であり、今後も引き続き、業務の効率化と高度化を図ってまいります。