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  • プレスリリース
2025.09.12

アンビエントライト用中間膜〈SkyViera®〉が印大手自動車メーカーの電気自動車パノラマサンルーフに採用

~サンルーフ照明で感動体験の創出に貢献~

 株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)のアンビエントライト用中間膜〈SkyViera®〉が、インド大手自動車メーカーのマヒンドラ&マヒンドラ社(以下M&M社)の電気自動車「BE 6」と「XEV 9e」のパノラマサンルーフに採用されました。 

※アンビエントライト:空間を柔らかく照らす間接照明

〈SkyViera〉を使用したパノラマサンルーフ 〈SkyViera〉を使用したパノラマサンルーフ
〈SkyViera〉が採用された 「Mahindra BE 6 Batman Edition」 〈SkyViera〉が採用された 「Mahindra BE 6 Batman Edition」

 

※本画像はM&M社の許諾を受け掲載しております。報道関係者様以外の本画像の転載、転用を一切禁止致します。

 近年世界の自動車メーカーは、単なる性能向上にとどまらず、人々の心を動かすような感動体験の創出にも注力しています。M&M社では、ユーザーの心に響く体験を重視したデザイン思想「Heartcore Design」をもとに次世代SUVの開発を進めています。〈SkyViera〉はガラスにデザイン性と照明機能を付加できる当社の中間膜であり、M&M社の求める精緻なデザインが高クオリティで印刷できる点と、ガラスの透明度が高くコントラストが明瞭なサンルーフ照明を設計できる点が評価され、採用につながりました。

 今回採用された2タイプは、ラグジュアリーな体験を追求したコンセプトや、アメリカン・コミックスのダークヒーロー像に着想を得たユニークな限定版エディションなど、デザイン性の高さでも市場の注目を集めています。

 当社は〈SkyViera〉の独創的なデザイン表現で、メーカーのブランド価値向上や製品の差別化に貢献していきます。

◆〈SkyViera〉について

 当社の高機能中間膜〈トロシフォル®〉シリーズの一つで、空間を彩る間接照明用の特殊なPVBフィルムです。通常のPVB中間膜との併用により、その安全性能を保ちながら、美しい仕上がりを実現します。さらに表面には顧客のニーズに応じたオリジナルデザインの印刷が可能です。今回は自動車のルーフガラスに採用されましたが、他の部位の合わせガラスにも応用できます。

ご参考

【マヒンドラ&マヒンドラ社 概要】

 マヒンドラ&マヒンドラ社は、1945年に設立されたインドのムンバイに本社を置く多国籍コングロマリット(マヒンドラ・グループ)の中核を担う自動車メーカーです。電気自動車(EV)、ピックアップトラック、商用車、二輪車など幅広い車種を展開し、SUVおよびEV部門を強化しています。