2011.08.19
~遮熱ターポリンシート<サンブレイク>シリーズから新製品~ 従来品の遮熱性能は維持し、広幅化・薄手化・カラー化を可能に! 店舗オーニング(日除け)、簡易テント、リゾートパラソルなどに展開
クラレプラスチックス株式会社(本社:大阪市、社長:佐々木 讓)は、このたび、広幅化・薄手化・カラー化を可能にした新しい遮熱タイプのターポリンシートNEW<サンブレイク>SH-350F、NEW<サンブレイク>SH-750を開発しました。当社は2007年に太陽光の近赤外線をカットする遮熱タイプのターポリンシートを開発し、販売しておりましたが、今回、新製品を投入することにより、省エネ、節電対策に関心が高まる中、店舗装飾からインテリア関連に至るまで、幅広い用途へ展開していきます。
<サンブレイク>シリーズについて
- ポリエステル織物などの基布を、近赤外線を反射するフィルムでラミネートしたシートです。
- 一般的なターポリンシートに比べて、温度上昇を約5℃(当社製品比)低減します。
製品ラインアップは下記3タイプ。
- (1)NEW <サンブレイク>SH-350F
- 通常のターポリンと同等の風合いや加工性、色付けも可能な汎用タイプ。
- (2)NEW <サンブレイク>SH-750
- 国土交通省の大臣認定を取得(認定番号MMEM-0038)したテント倉庫用の高強度タイプ。
- (3)半透明<サンブレイク>SH-1000F、半透明<サンブレイク>SH-1300F
- 雑貨、大型農業栽培施設(ビニールハウス)などに好適な半透明タイプ。
<サンブレイク>SH-350F
開発の背景
- 生地の幅や軽さなどの加工性、カラー展開、コスト面で、より汎用性の高い製品に対するニーズがあった。
- 省エネ・節電対策で、店舗装飾などの分野において、遮熱素材への関心が高まっている。
主な特長
- 遮熱タイプでは初めて、色付けが可能に(一部の色目に制限あり)。
薄膜化(0.35mm)、広幅化(205cm)により、一般的なターポリンシートと同等の風合い、加工性。 - 近赤外線をカットして温度上昇を約5℃抑える。(当社製品比)
- 従来の遮熱ターポリンシートに比べて低コスト化。
主な用途
- 店舗・リゾート施設のオーニング(日除け)、パラソル
- 簡易テント(イベント、スポーツ)
- 室内ブラインド、シャッター など
参考資料
製品仕様
製品名 | 厚さ(mm) | 巾(cm) | 質量(g/m2) |
---|---|---|---|
NEW <サンブレイク>SH-350F | 0.35 | 205 | 430 |
NEW <サンブレイク>SH-750 | 0.72 | ※103 | 770 |
半透明<サンブレイク>SH-1300F | 0.30 | 203 | 385 |
半透明<サンブレイク>SH-1000F | 0.15 | 185 | 240 |
※203cmタイプも開発中
売上目標 <サンブレイク>シリーズ
初年度 1億円、3年後 3億円
<サンブレイク>シリーズ 適用イメージ
会社概要
社名 | クラレプラスチックス株式会社 |
---|---|
本社 | 大阪府大阪市北区角田町8-1 梅田阪急ビルオフィスタワー39F |
代表者 | 代表取締役社長 佐々木讓 |
資本金 | 1億8千万円(クラレ100%) |
設立 | 1934年1月 |
主な事業内容 | ゴム・化成品、ラミネート製品、帆布・テント、樹脂コンパウンドの製造、販売 |
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以上