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将来就きたい職業

2010年版 新小学1年生の「将来、就きたい職業」、親の「就かせたい職業」(男の子編)

2010年4月

「スポーツ選手」が12年連続1位、親でも2位を確保 ~「警察官」が2位でジリジリ上昇、親の「公務員」はトップ返り咲き~

男の子(%、()内順位、N=2000)

順位就きたい職業今年09年08年
1スポーツ選手30.128.6(1)30.2(1)
2警察官6.0 5.3(3)5.8(4)
3運転手・運転士5.65.1(4)6.7(3)
4消防士5.1 4.9(5)6.8(2)
5職人4.85.7(2)5.0(5)
6パン・ケーキ・
お菓子屋
3.93.8(6)4.6(6)
7学者・大学教授・
科学者
3.62.3(15)2.9(10)
8TV・アニメキャラクター3.22.5(12)3.3(8)
9パイロット 3.12.6(9)4.0(7)
10医師3.0 3.0(7)3.1(9)

男の子の親(%、()内順位、N=2000)

順位就かせたい職業今年09年08年
1公務員19.015.8(2)19.9(1)
2スポーツ選手15.016.0(1)16.7(2)
3医師10.58.0(3)9.8(3)
4会社員6.87.5(4)8.5(4)
5職人4.55.6(5)3.7(7)
6学者・大学教授・
科学者
3.82.7(8)1.9(12)
7消防士3.63.2(7)4.5(5)
8パイロット3.0 3.7(6)4.2(6)
9教員2.72.6(9)3.1(8)
10建築家・設計士2.31.5(17)2.3(10)
  • 男の子が将来就きたい職業は、12年連続で「スポーツ選手」(30.1%)がダントツの1位です。過去3年の比率を見ると、08年30.2%→09年28.6%→今年30.1%と、再び3割台を確保。いつの時代も2位以下を大きく引き離し、憧れの職業ナンバーワンに君臨し続けています。
  • スポーツ選手の中では、「サッカー選手」(49.5%)と「野球選手」(31.4%)で大半を占めます。12年連続で「サッカー選手」が上位にあり、昨年2競技の人気差はかなり縮まったものの(09年はサッカー43.3%、野球34.6%)、ワールドカップ開催の年を迎えて、また開きが大きくなっています。過去の傾向から、開催年の翌年にはサッカー人気が高まることが予想され、来年も注目されます。
図 男の子のめざすスポーツ選手
  • 男の子の2位は「警察官」。過去3年では、08年5.8%(4位)→09年5.3%(3位)→今年6.0%(2位)と、順位を上げています。ドラマや小説で「警察・刑事もの」が人気ですが、子どもにも影響を与えているのでしょうか。
  • 親が男の子に就かせたい職業は「公務員」(19.0%)が1位。昨年(公務員15.8%で2位)、初めて「スポーツ選手」(16.0%)にトップを譲ったものの1年で返り咲きました。親としては不況になっても安心で安定した職業と捉えているようです。
  • 「学者・大学教授・科学者」は男の子が昨年の15位から7位に躍進、親の6位とともに過去最高位となりました。未来を切り開く科学者を夢見る子どもが増えているのでしょうか。