2012.04.25
「カルピス」のニューボトルにも、バリア系ミラバケッソ<エバール>が!~酸素をバリアし、おいしさ長持ちッソ!~
2012年4月、17年ぶりに紙容器から「ピースボトル」という名のプラ容器へと全面リニューアルされた、おなじみの乳酸菌飲料「カルピス」。その「ピースボトル」の誕生に、クラレの未来に化ける新素材であるバリア系ミラバケッソ<エバール>が、一役買っています。
- ※ 「カルピス」はカルピス株式会社の登録商標です。「ピースボトル」はカルピス株式会社の商標です。
<エバール>の役割
一般的なプラ容器では、「光」と「酸素」が透過してしまうため、「カルピス」の繊細な風味を長持ちさせることができません。
そこで、「ピースボトル」では、多層構造ボトルを採用。酸素を通しにくいガスバリア性樹脂<エバール>層と、遮光ポリエチレン層を設けることで、問題を解決しています。 クラレの<エバール>が、繊細な「カルピス」のおいしさを守るために役立っています。
※<エバール>とは?
- クラレが世界で初めて工業化したEVOH樹脂(エチレン・ビニルアルコール共重合体)の当社商標。
- プラスチックの中で最高レベルのガスバリア性を持つ機能性樹脂。
- 主な用途
- 1.各種食品包装材:
- 食品の賞味期限を延ばし、廃棄物の削減に寄与している他、食品包装材のプラスチック化による軽量化。輸送効率の向上にも貢献。
- 2.自動車用プラスチック製ガソリンタンク:
- 揮発ガソリンの漏洩を防止し、自動車の軽量化や省エネに貢献。
- 3.その他:
- 壁紙や床暖房用パイプなどの住宅・生活関連分野にも用途を拡大しています。
「『カルピス』ピースボトル」の構造
- <エバール>の詳細はこちらから
http://www.kuraray.co.jp/products/plastic/eval.html - 「『カルピス』ピースボトル」の詳細はこちらから
http://www.calpis.co.jp/corporate/press/nr_00572.html
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