業界初！5000mmクラスの広幅タイプを生産 偏光フィルム向け光学用ポバールフィルム生産設備の増設について ~大型液晶テレビの効率的な生産に貢献~

株式会社クラレ（社長：伊藤文大、本社：東京都千代田区）はこのたび、LCD（液晶ディスプレイ）の基幹部材である偏光フィルムのベースとなる光学用ポバールフィルムの生産設備を、西条事業所（愛媛県西条市）において増設することを決定しましたのでお知らせいたします。具体的内容は以下の通りです。

設備増設の背景

• LCD市場は液晶テレビの世界的な普及に伴い着実な成長を続けています。中でも40インチ以上の大型液晶テレビは、今後大きな伸びが見込まれます。
• 光学用ポバールフィルムの需要は今後も拡大基調にあり、安定供給体制を維持するために、生産設備の増設が必要と判断しました。

なお、今回増設する新系列では、大型液晶テレビ向け偏光フィルムの生産効率向上に貢献するため、業界初となる5000mmクラスの広幅タイプの生産を実現します。

設備増設の概要

生産能力

現在、2012年度第１四半期の稼働を目指し、年産2,000万m²の増設を進めており、本増設を加え、2013年6月には現状の年産1億6,000万m²が同2億1,200万m²に拡大します。

当社は、光学用ポバールフィルムのリーディングカンパニーとして、新技術開発や品質向上を進め、LCD市場の拡大に貢献してまいります。

以上

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