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小学6年生の「将来就きたい職業」

2024年版 小学6年生の「将来就きたい職業」(男の子トピックス)

1位「スポーツ選手」、2位「医師」、3位「教員」
~男女ともに医療職の人気が上昇~

2024年7月4日
株式会社クラレ

男の子トピックス

男の子の「将来就きたい職業」トップ20

2024年n=3142023年n=3732022年n=518
職業職業職業
1スポーツ選手17.81スポーツ選手18.01スポーツ選手20.3
2研究者7.02研究者7.02ゲームクリエイター5.8
3IT関係5.43ゲームクリエイター6.23研究者5.4
4医師4.54IT関係5.14会社員5.0
4会社員4.55建築家3.85エンジニア4.2
6ゲームクリエイター4.16エンジニア3.56ユーチューバー4.1
6教員4.17医師3.27建築家3.7
8料理人3.28会社員2.98教員3.5
9エンジニア2.98教員2.99IT関係3.3
10建築家2.510公務員2.710医師2.9
11薬剤師2.210宇宙関係2.710公務員2.9
11公務員2.212料理人2.112警察官2.5
13パティシエ・パン屋1.912パティシエ・パン屋2.113料理人2.3
13ユーチューバー1.912獣医師2.114消防・レスキュー隊2.1
13消防・レスキュー隊1.915ユーチューバー1.914パティシエ・パン屋2.1
13運転士・運転手1.915スポーツ関係1.916薬剤師1.9
13動物園・遊園地1.917動物園・遊園地1.616漫画家・イラストレーター1.9
18宇宙関係1.617金融関係1.616運転士・運転手1.9
18鉄道・運輸関係1.617パイロット1.619スポーツ関係1.7
18法律家1.617経営者・実業家1.620大工・職人1.5
18警察官1.617鉄道・運輸関係1.620経営者・実業家1.5
   17専門職1.6   
   17
法律家1.6   

1位は「スポーツ選手」で変わらず、バスケ人気上昇

 「スポーツ選手」が2位に10ポイント以上差をつけてトップとなりました。内訳を見ると、野球が1位をキープ、サッカーとバスケットボールは人気を伸ばしました。特に、バスケは昨年からポイントが約3倍に。世界大会出場を決めた日本代表の活躍や国内リーグの盛り上がりで、バスケ選手に憧れる子どもが増えているようです。

表 スポーツ選手 競技内訳(%)

「IT関係」がトップ3に、プログラミング教育が浸透

 「IT関係」が2年連続でポイントを伸ばして3位となりました。内訳を見ると、約8割がプログラマーを志望。小学校におけるプログラミング教育の浸透や、子どもを対象とするプログラミング教室の増加などにより、職業の選択肢としてITがより身近なものになっているようです。

人の命を守りたい、「医師」などの医療職が順位上げる

 「医師」が4位となりました。一時大きく順位を落とした年もありましたが、コロナ禍でその仕事の大切さや意義が見直され、2022年を境に右肩上がりで上昇しています。同じ医療職では、「薬剤師」が大きく順位を上げて11位に。人の命を守ることを通じて誰かの役に立ちたいという、子どもらしい純真な思いがうかがえます。
  そのほか、命を守るという視点では、昨年20位以下となっていた「消防・レスキュー隊」が13位(1.3%→1.9%)に入りました。