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小学6年生の「将来就きたい職業」

2023年版 小学6年生の「将来就きたい職業」(男の子トピックス)

1位「スポーツ選手」、2位「教員」、3位「漫画家・イラストレーター」
~新型コロナウイルス感染症対策が緩和に向かう中でも、「医師」が順位・ポイントを伸ばす~

2023年7月10日
株式会社クラレ

男の子トピックス

男の子の「将来就きたい職業」トップ20

2023年n=3732022年n=5182021年n=506
職業職業職業
1スポーツ選手18.01スポーツ選手20.31スポーツ選手16.8
2研究者7.02ゲームクリエイター5.82研究者6.9
3ゲームクリエイター6.23研究者5.43教員4.7
4IT関係5.14会社員5.04ユーチューバー4.3
5建築家3.85エンジニア4.24ゲームクリエイター4.3
6エンジニア3.56ユーチューバー4.14会社員4.3
7医師3.27建築家3.77大工・職人3.6
8会社員2.98教員3.57IT関係3.6
8教員2.99IT関係3.39医師3.4
10公務員2.710医師2.99エンジニア3.4
10宇宙関係2.710公務員2.99警察官3.4
12料理人2.112警察官2.512動物園・遊園地2.6
12パティシエ・パン屋2.113料理人2.313スポーツ関係2.0
12獣医師2.114消防・レスキュー隊2.113芸能人・歌手・モデル2.0
15ユーチューバー1.914パティシエ・パン屋2.113消防・レスキュー隊2.0
15スポーツ関係1.916薬剤師1.913医療関係2.0
17動物園・遊園地1.616漫画家・イラストレーター1.917公務員1.8
17金融関係1.616運転士・運転手1.917料理人1.8
17パイロット1.619スポーツ関係1.717経営者・実業家1.8
17経営者・実業家1.620大工・職人1.520建築家1.6
17鉄道・運輸関係1.620経営者・実業家1.5   
17専門職1.6      
17法律家1.6      

1位「スポーツ選手」、3年ぶりに野球がサッカーを逆転

 男の子は今年も「スポーツ選手」が1位でした。ポイントはやや減少しましたが、相変わらず断トツの人気です。
 ジャンルの内訳は、野球(40.3%)がサッカー(25.4%)を上回り3年ぶりにトップとなりました。日本球界が誇るサムライたちが、日米で歴史的な偉業を達成し、14年ぶりに世界一も奪還。子どもたちに大きな夢を与えたようです。

図 過去5年間の野球とサッカーの比率

「研究」「ゲーム」、今好きなものを大人になっても!

 「研究者」は2年前よりポイントを伸ばして2位に復帰しました。近年の“図鑑ブーム”に象徴されるように、特定の分野に深く興味を持つ子どもは多く、中には大人顔負けの知識を持つ博士級キッズもいるほどです。
 「ゲームクリエイター」は3位。世界有数のゲーム大国で生まれ育った子どもたち。世界中の人々を夢中にさせるゲームを作ってみたいという、未来のヒットメーカーは今後ますます増えそうです。「研究者」も「ゲームクリエイター」も、今好きなものを大人になってもずっと追い続けたいという、子どもらしい願望が感じられます。

プログラミングに興味、「IT関係」が4位に順位上げる

 4位の「IT関係」は、男の子の中で最もポイントを伸ばしました(3.3%→5.1%)。内訳を見ると、約8割が「プログラマー」と回答。小学校でプログラミング教育が必修になり、子ども向けのプログラミング教室も増えたことで、職業としての認知度や関心が高まっているようです。

「宇宙関係」がランク外からトップ10入り

 「宇宙関係」が大きく順位・ポイントを伸ばして10位となりました。日本人宇宙飛行士の活躍や、世界規模で拡大する宇宙ビジネスのニュースなどに触れ、子どもたちは宇宙に大きなロマンを感じているようです。