小学6年生の「将来就きたい職業」、親の「将来就かせたい職業」
2016年版 小学6年生の「将来就きたい職業」、親の「就かせたい職業」(女の子編)
男の子は探究心を満たす理工学分野に興味
女の子は人とふれあい、支える献身的な仕事に高い関心
2016年6月28日
株式会社クラレ
【女の子】編
女の子が「将来就きたい職業」トップ10
小学校卒業時(2016年) | n=398 | 小学校入学時(2010年) | n=2,000 | ||
---|---|---|---|---|---|
位 | 職業 | % | 位 | 職業 | % |
1 | 保育士 | 6.8 | 1 | ケーキ屋・パン屋 | 29.6 |
2 | 教員 | 6.5 | 2 | 花屋 | 11.5 |
3 | 看護師 | 5.8 | 3 | 芸能人・歌手・モデル | 10.2 |
4 | 薬剤師 | 5.0 | 4 | 教員 | 6.1 |
5 | 動物園・遊園地 | 4.8 | 5 | 看護師 | 4.5 |
5 | デザイナー | 4.8 | 6 | 保育士 | 3.3 |
7 | 医師 | 4.5 | 7 | スポーツ選手 | 2.9 |
7 | ケーキ屋・パン屋 | 4.5 | 8 | 美容師 | 2.7 |
9 | 漫画家・イラストレーター | 3.5 | 9 | 医師 | 2.7 |
10 | マスコミ関係 | 3.0 | 10 | アイスクリーム屋 | 1.6 |
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- 入学時は上位3職業に人気が集中していましたが、大きくなるにつれて興味・関心の幅が広がり人気が分散しました。その中でも、人とふれあい、支える教育・医療分野が上位に目立ちました。
- 1位は「保育士」。昨今何かと話題の「保育士」ですが、子どもたちにとっては憧れの存在です。
- 「動物園・遊園地」は、動物園の飼育員やドッグトレーナーなど動物関係の仕事が6割を占めました。
- トップ10に滑り込んだ「マスコミ関係」のうち、編集者が4割、記者・ライターが2.5割でした。デジタルネイティブ世代にもマスコミの世界は魅力的なようです。
参考
女の子の親が「就かせたい職業」トップ10
小学校卒業時(2016年) | n=300 | 小学校入学時(2010年) | n=2,000 | ||
---|---|---|---|---|---|
位 | 職業 | % | 位 | 職業 | % |
1 | 看護師 | 13.3 | 1 | 看護師 | 11.9 |
2 | 教員 | 9.7 | 2 | 公務員 | 9.1 |
3 | 公務員 | 8.7 | 3 | ケーキ屋・パン屋 | 8.4 |
4 | 薬剤師 | 6.0 | 4 | 教員 | 8.2 |
5 | 保育士 | 5.0 | 5 | 薬剤師 | 6.9 |
5 | 医師 | 5.0 | 6 | 医師 | 6.3 |
7 | 研究者 | 4.0 | 7 | 保育士 | 5.1 |
8 | 医療関係 | 3.7 | 8 | 芸能人・歌手・モデル | 4.8 |
9 | 栄養士・調理師 | 3.0 | 9 | 会社員 | 4.5 |
9 | アナウンサー・キャスター | 3.0 | 10 | 医療関係 | 3.2 |
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- 女の子の結果と同じく、教育・医療分野の職業が並びました。子どもの成長につれて将来の話をする機会が増え、自然と親子で同じ方向を見るようになるのかもしれません。
- 入学時トップ10入りしていた「ケーキ屋・パン屋」「芸能人・歌手・モデル」は圏外に外れましたが、食に関する仕事の「栄養士・調理師」や、テレビで活躍する「アナウンサー・キャスター」といった、より現実味のある職業が代わりに登場しています。