2008.08.04
汎用ホースに導電機能をもう一つ付与した「新導電ホース」を商品化
クラレプラスチックス株式会社(本社:大阪市、社長:佐々木 讓)では、既に製品化している汎用ホースにもう一つの性能を付与したホースのシリーズを開発していきます。今回はその第一弾として「新導電ホース」を開発し、8月20日から発売を開始します。
このシリーズは、より早く手元に、より少量からというユーザーの強いニーズに対応するコンセプトのもとに製品開発を進めていきます。
今回の「新導電ホース」は、従来のアース線入りホースが特殊品のために、製品納期と数量の最低ロット面で生産のネックがあった導電性ホースを、汎用ホースに導電テープを加工・付与することによって、短納期・少ロットでユーザーに供給できるようにしたものです。
従来品のデリバリー(吐き出し用)・サクション(吸い上げ用)ホースである<ネオライト>、<ネオパール>、<ネオパール>食品用、DS-2型耐油用、<クリーンフレキ>CF-2などに対応していきます。
「新導電ホース」の概要
1. 特長
- (1) アース線と同等の高い導電性能(10²Ω以下)を持つ
- (2) 20~50mx1本から素早く対応可能(従来品は500~1000mの長さが必要)
- (3) 加工可能なホースの内径は、25~75mmと幅広く対応可能
- (4) 外面フラット(平滑)タイプの各種用途向けホースに螺旋巻きが可能
2. 用途
静電気を嫌う粉体・粒体・ペレットの輸送用など
3. 標準規格
従来品規格と同じ
4. 導電テープ幅
17mm
5. 参考小売価格
従来のアース線入りホースと同値
6. 売上目標
初年度:1千万円 3年後:3千万円
クラレプラスチックス(株)の会社概要
本社 | 大阪市北区梅田1-12-39(新阪急ビル9F) |
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社長 | 佐々木 讓 |
資本金 | 1億8千万円 |
従業員数 | 220名(2008年3月末現在) |
業務内容 | ゴム・プラスチックのホースおよび各種成形品、導水管、ラミネート製品、<セプトン>コンパウンドおよび成形品の製造・加工・販売 |